業務用食材の取り扱いで気をつけたいこと
業務用食材は、飲食店やホテル、給食などの料理を提供する場所には欠かせない存在となっています。種類が豊富でとても便利な業務用食材ですが、仕入れや保管のやり方を間違えると大きな損失を出してしまいます。安全でおいしい料理を提供するために気をつけるべきポイントをご紹介いたします。
先入れ先出しの徹底
飲食店やホテルでは一日で数百食もの料理を提供するため、仕入れる食材の量が非常に多いです。冷蔵庫や食品庫で食材を保管していると思いますが、食材を使用する際は先入れ先出しを徹底することが大切です。
先入れ先出しとは、先に仕入れた商品から使うという意味の言葉です。生野菜や生鮮食品は品質が落ちるスピードが速いので、使う分だけ仕入れてその日または翌日中には使い切ることが多いのですが、調味料や缶詰などの業務用食材は長持ちするので賞味期限のチェックを忘れてしまう可能性があります。チェックを忘れて新しい食材から使うと先に仕入れた食材の賞味期限が切れ、廃棄することになります。
食材の廃棄を無くすためには、全ての食材の賞味期限を確認し、先に仕入れた食材を手前に置くというルールを徹底しなければなりません。
食品庫の衛生管理
食べ物を扱う施設で、最も気をつけなければならないのは衛生管理です。調理のタイミングだけでなく、食材を保管するタイミングから衛生管理が始まります。食品庫の衛生管理に関する基本的な3つのルールについてご説明いたします。
- 食品庫は清潔に保つ
- 毎日掃除をして清潔に保つことでホコリやゴミの付着を防ぎ、害虫の発生も予防します。
- 食材以外の物は置かない
- 食材以外の物には、目に見えない小さなゴミや細菌が付着している可能性があるので、食材との接触を避ける目的で食材以外の物を置かないようにするのです。
- 保管に適した温度を保つ
- 業務用食材をはじめ、全ての食材には保管に適した温度が定められています。温度が高すぎたり低すぎたりすると、変質を起こしてしまうので、食品庫の空調管理を行って適切な温度を保ちます。
食材はとてもデリケートなので、上記のポイントを徹底して大事に扱いましょう。
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