オリーブオイルの選び方
オリーブオイルはたいていどんな料理にも合いますが、料理によって使い分けれれば良いと思いませんか?
そこで、使い分けの方法をご紹介したいと思います。
エキストラバージンオイルとピュアオリーブオイルの違い
「エキストラバージンオイル」は物理的処理で抽出したオイルで、風味豊か。
ですので、サラダやマリネなどの素材の味を生かした料理に使用するのが良いとされています。
また、スープ類やカルパッチョに使用したり、バターやマーガリンの代用としてトーストに付けたりするのも良し。逆に、炒め物などの加熱するような料理には不向きとされます。
これは、「スモークポイント」と言われる、いわゆる煙が出始める温度が関係しています。エキストラバージンオイルのスモークポイントはピュアオリーブオイルと比べて低く、105度~200度とされています。100度以上に熱されると、豊富にあるエキストラバージンオイルの栄養は破壊されてしまいます。その上、発生した煙を吸い込んでしまうのも、体に良くありません。
このことから、加熱する料理には「ピュアオリーブオイル」、しない料理には「エキストラバージンオイル」といったように使い分けるのが良いというわけです。もし加熱料理にエキストラバージンオイルを使用したい場合は、100度以上に上がらないように注意しましょう。